18歳以下は歯の矯正が無料 @英国

イギリスはNHSといって医療費が無料です。(プライベートの病院は有料です。)

しかし、歯の治療は有料になります。ただ、18歳以下の歯科治療は無料です。

そして、この歯科治療には歯の矯正も含まれています。

 

歯の矯正って、結構な費用が掛かるので、もし年齢に相当するお子さんがいらっしゃる方は要チェックです。

 

歯の矯正の依頼方法:

まず歯の矯正の前に、最寄の歯医者に子供を登録しましょう。歯が痛くなってから登録するのではなく、事前に登録をしておきます。歯医者に登録すると定期的な歯科検診や治療を行ってくれます。歯医者選びは地域で口コミやネットで検索しながら出来るだけ良いところを見つけます。

 

歯医者へ登録しておくと、12歳頃~13歳頃くらいに歯の矯正を専門にするOrthodonticsという歯医者を紹介してくれます。そして、そのOrthodonticsで歯の矯正が必要かどうかを診断され、もし歯の矯正が必要と診断された場合にのみ矯正をしてくれます。非常に歯並びが悪い子供が歯の矯正の対象というよりは、かなり歯並びが良い人以外が対象になると個人的には思います。

 

注意点:

年齢が12歳位ですので、親が同行するのではなく子供のみでOrthodonticsに通う事になると思います。なので矯正治療の状況などは、歯医者から直接ではなく子供から聞く事になる場合が多いです。またブラケットの装着・手入れ、歯磨き法などは子供が自ら行う必要が有るので、しっかりさせましょう。

矯正の際に、歯を抜くなど大きな方針がある場合は親の同意が必要だったりするので、メールや手紙が送られてくる事も有ります。イギリスでは、日本の歯の矯正と違う方針の場合も有るので、英語だから面倒臭いし「Yes」で良いやと思わずしっかり読んでもし方針に疑問・質問が有る場合は問い合わせましょう。

私の場合も、子供の歯を抜いて矯正するという連絡が有りましたが、その方針に関しては疑問が有ったので歯医者さんと相談し歯を抜かずに矯正を継続する事になりました。

 

という事で、今回は子供の歯の矯正事情についてでした。

イギリス人であまり歯並びが悪いなぁって思った事がなかったけど、子供のうちから矯正してたのが理由だったのかと腑に落ちた日を思い出しました。

 

因みに、大人の歯の矯正に関しては、MAAさんの下記ブログで書かれており参考になります。

イギリスでの歯列矯正の金額を大公開!【全部でいくらかかった?】 – MAA in London